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茨城県の老人ホーム費用相場【公的データ集計】|サ高住の家賃実勢と市町村別の差

REGIONAL DATA

茨城県の老人ホーム費用相場を公的データで見る|サ高住の家賃実勢と市町村ごとの差

最終更新:2026年8月11日 カテゴリ:地域別
茨城県のサービス付き高齢者向け住宅212件の家賃+共益費は、中央値69,542円。全国の中央値より11,158円低い35位の水準です。さらに特徴的なのは、県内の市町村どうしで価格差が小さいこと。このページでは厚生労働省と国土交通省が公開しているデータだけを使って、茨城県の相場・施設の構成と、年金や生活保護の場合に使える制度を整理します。
CHART
茨城県と全国の比較——サ高住の月額(中央値)
同じ集計方法で3つの指標を並べたものです。
茨城県(n=212)全国(n=8,303)
茨城県と全国の比較(サ高住の月額・中央値)家賃+共益費・食事の対価・その合計の3つを茨城県と全国で比べた横棒グラフ。05万10万15万家賃+共益費69,542円80,700円食事の対価49,500円50,100円合計(月額)119,320円131,000円
「合計(月額)」は、家賃+共益費と食事の対価の両方が登録されている住宅について1件ずつ合計してから中央値を取ったものです(茨城県はn=211)。上の2つを足した数字ではありません。いずれも介護サービス費の自己負担分・水道光熱費・医療費は含みません。正確な数値と25/75パーセンタイルは、このページの費用の表をご覧ください。
目次

茨城県の相場は全国35位——数字の全体像

茨城県のサ高住212件の家賃+共益費は中央値69,542円。全国の中央値80,700円より11,158円低く、47都道府県で35番目です。

茨城県で親の施設を探すとき、「東京や埼玉に比べて安いのか」は多くの家族が最初に気にする点です。国土交通省のサ高住登録データは1件ずつの家賃が公開されているため、都道府県どうしを同じ物差しで比べられます。

指標茨城県全国
中央値69,542円80,700円
25パーセンタイル(安い方から4分の1)62,000円66,000円
75パーセンタイル(高い方から4分の1)84,812円105,000円
平均74,979円91,592円
代表値の最小〜最大37,000円〜185,000円22,500円〜810,000円
集計した住宅の数(母数n)212件8,303件
食事の対価の中央値49,500円(n=211)50,100円(n=7,998)

集計のしかた

サ高住は1つの住宅の中に間取り違いの部屋があるため、家賃が「最低額〜最高額」の幅で登録されています。そこで家賃の代表値(最低額と最高額の単純平均)+共益費の代表値(同)を1住宅あたりの月額として集計しました。介護サービス費・食費・水道光熱費・生活相談の対価は含みません。

食事の対価まで含めるとどうなるか。家賃+共益費と食事の対価の両方が登録されている211件について住宅ごとに合計し、その中央値を取ると119,320円でした(全国の同じ計算では131,000円)。月あたり11,680円、年間にすると140,160円の違いになります。

近隣県と比べると

茨城県は南部が東京都心への通勤圏で、北部・西部は他県と接しています。同じ集計方法で隣接県を並べると、位置関係がはっきりします。

中央値25%75%母数n
千葉県(全国5位)91,250円74,250円112,500円390件
埼玉県(全国14位)83,000円67,000円112,000円477件
福島県(全国19位)80,000円65,000円91,668円119件
栃木県(全国30位)74,330円69,300円103,625円188件
茨城県(全国35位)69,542円62,000円84,812円212件
群馬県(全国34位)69,650円60,000円76,000円162件
全国80,700円66,000円105,000円8,303件

千葉県の中央値91,250円、埼玉県83,000円に対し、茨城県は69,542円。隣接県では群馬県(69,650円)が近い水準です。県境に近い地域にお住まいなら、隣県まで範囲を広げて探すと選択肢が増えることがあります。

SOURCE このページの数値は、次の2つの公的データを当サイトが集計したものです。
・厚生労働省「介護サービス情報公表システム」オープンデータ(CC BY 4.0)/2026年6月末時点のデータを2026年8月11日に取得
・サービス付き高齢者向け住宅情報提供システム(国土交通省)登録データ/2026年6月末時点(登録データ2026年6月版)を2026年8月11日に取得
※国土交通省のサ高住登録データについては、二次利用の条件を一次情報で確認中のため、ライセンス名は記載していません。出典元の名称のみを明示しています。
※金額はいずれも登録・公表されている届出値であり、実際の契約額・請求額を保証するものではありません。

茨城県の特徴は「県内の価格差が小さい」こと

相場を出せた12市町村のうち、取手市から古河市までの11市町は中央値66,150円〜73,500円の範囲に収まっています。

都市部の都道府県では、同じ県内でも駅前と郊外で家賃が倍近く違うことがあります。茨城県のデータはそうなっていません。

CHART
茨城県の市区町村別 サ高住の家賃+共益費(中央値・高い順)
母数5件以上の12市区町村。棒の長さがその地域の中央値、n=は集計した住宅の数です。
茨城県の市区町村別 サ高住の家賃+共益費(中央値)母数5件以上の12市区町村を中央値の高い順に並べた横棒グラフ。茨城県全体の中央値69,542円と全国の中央値80,700円に基準線を引いている。02万4万6万8万10万取手市n=11龍ヶ崎市n=10守谷市n=7つくば市n=9水戸市n=32笠間市n=10日立市n=22石岡市n=10ひたちなか市n=17土浦市n=21古河市n=6神栖市n=5茨城県の中央値 69,542円全国の中央値 80,700円7.3万円5.2万円
縦の基準線は茨城県全体の中央値69,542円と全国の中央値80,700円。金額は家賃+共益費のみで、介護サービス費・食費・水道光熱費は含みません。1市区町村ずつの正確な数値は、このすぐ下の表をご覧ください。
市区町村厚労省データの施設数サ高住の母数n中央値25%75%食事の対価の中央値
取手市21件11件73,500円60,000円82,750円49,200円
龍ヶ崎市20件10件72,900円68,225円96,500円51,930円
守谷市13件7件72,500円63,750円77,725円48,000円
つくば市47件9件70,000円62,000円82,000円37,800円
水戸市73件32件69,800円66,625円94,750円49,950円
笠間市23件10件69,392円52,500円71,821円46,500円
日立市47件22件68,250円62,125円86,750円50,850円
石岡市27件10件68,250円60,750円84,250円44,550円
ひたちなか市43件17件67,500円66,000円89,750円49,200円
土浦市43件21件67,000円58,500円80,500円48,000円
古河市31件6件66,150円61,500円69,675円53,910円
神栖市12件5件52,500円50,000円57,000円45,000円

最も高い取手市(73,500円)と最も低い神栖市(52,500円)の差は21,000円ですが、神栖市を除く11市町は7,350円の幅に収まります。県内のどこを選んでも家賃の水準が大きくは変わらない、ということです。

POINT 価格差が小さいということは、費用で場所を決める必要が薄いということでもあります。家族が通いやすいか、かかりつけの病院が近いか、本人の生活圏から離れすぎないか——茨城県内で探すなら、こうした条件を優先しやすい環境だと言えます。

「厚労省データの施設数」の列は、特養・老健・有料老人ホーム・グループホームなどの合計です。サ高住の母数nとは別のデータで、重複するため足せません。なお龍ケ崎市は、厚生労働省が「龍ヶ崎市」、国土交通省が「龍ケ崎市」と表記を変えているため、当サイトで名寄せして突き合わせています。

相場を出せなかった市町村

2つの公的データに施設または住宅が登録されている茨城県内の市町村は44。このうちサ高住の登録があるのは35市町村で、母数5件以上で相場を算出できたのは12市町村です。あと少しで届かなかったのは北茨城市(4件)・常陸大宮市(4件)・常陸太田市(4件)・牛久市(4件)・筑西市(4件)・鹿嶋市(4件)・かすみがうら市(3件)・つくばみらい市(3件)など。登録が少ない地域では、サ高住よりも特養・老健・グループホームが現実的な選択肢になります。

市区町村サ高住の登録数厚労省データの施設数
北茨城市4件10件
常陸大宮市4件22件
常陸太田市4件16件
牛久市4件23件
筑西市4件34件
鹿嶋市4件19件
かすみがうら市3件19件
つくばみらい市3件9件
下妻市3件13件
結城市3件12件
阿見町3件14件
那珂市2件20件
五霞町1件2件
坂東市1件12件
大洗町1件5件
小美玉市1件30件
東海村1件4件
潮来市1件7件
稲敷市1件13件
茨城町1件19件
行方市1件13件
鉾田市1件15件
高萩市1件9件

この表の市町村にサ高住が「ない」わけではありません。登録はあるものの、母数が5件に満たないため金額を出していない、という意味です。厚労省データの施設数を見れば、特養や老健を含めた選択肢の多さが分かります。

価格帯で見ると「5万円台〜6万円台」が約半分

茨城県のサ高住は5万円台〜6万円台が104件で49.1%を占めます。7万円未満は合計116件(54.7%)。

中央値の1点だけでなく、実際の登録がどの帯に集まっているかを見ます。

CHART
茨城県のサ高住 家賃+共益費の分布(1万円刻み)
集計した212件を1万円ごとに数えたもの。柱の高さがその価格帯の住宅数です。
茨城県のサ高住 家賃+共益費の分布212件を1万円ごとに数えた柱状グラフ。中央値69,542円の位置に基準線を引いている。020406080件3456789101112131415+家賃+共益費(万円台)中央値 69,542円
横軸は家賃+共益費の万円台(たとえば「6」は6万円台)、縦軸は住宅の数(件)。いちばん右は15万円以上をまとめた区分です。縦の基準線は中央値69,542円。金額は家賃+共益費のみで、介護サービス費・食費・水道光熱費は含みません。区分ごとの件数と割合は、このすぐ下の表をご覧ください。
家賃+共益費(月額)の帯茨城県の住宅数県内の割合全国の割合
5万円未満12件5.7%6.1%
5万円台〜6万円台104件49.1%25.6%
7万円台〜9万円台66件31.1%38.6%
10万円〜14万円台26件12.3%22.5%
15万円以上4件1.9%7.3%
合計212件100%100%

全国では7万円台〜9万円台が最も厚い帯ですが、茨城県は5万円台〜6万円台に山があります。10万円以上は30件(14.2%)にとどまり、全国の29.7%よりはっきり少ない構成です。

もう1つ、初期費用に関わる事実があります。前払金(入居一時金)の方式をとっている住宅は、茨城県のサ高住212件のうち0件でした(全国では214件)。入居時にまとまった資金を用意する必要がある物件は、県内のサ高住では見当たりません。ただし敷金は別途必要になるのが一般的です。

POINT 平均74,979円が中央値69,542円をやや上回るのは、一部の高額な住宅が平均を引き上げているためです。予算感を持つときは中央値と、上の帯の分布を見てください。

施設の構成——特養・老健が中心で有料老人ホームは少ない

厚生労働省のデータでは県内818件のうち、特別養護老人ホームが278件、地域密着型の特養が50件、介護老人保健施設が140件。一方で有料老人ホームは58件にとどまります。

費用の次に効いてくるのが「そもそも何が近くにあるか」です。県内の施設構成を見ると、茨城県の選択肢の形が分かります。

施設の種類施設数うち定員を公表している施設その定員の合計
特別養護老人ホーム278件107件6,345人
特別養護老人ホーム(地域密着型)50件14件369人
介護老人保健施設140件48件4,224人
介護医療院14件5件199人
有料老人ホーム58件24件1,337人
軽費老人ホーム(ケアハウス)3件2件70人
グループホーム267件102件1,696人
サービス付き高齢者向け住宅(特定施設の指定を受けたもの)8件3件68人
合計818件

特徴的なのは有料老人ホームの少なさです。県内の厚労省データ818件のうち有料老人ホームは58件(7.1%)で、特別養護老人ホーム278件・介護老人保健施設140件・グループホーム267件と比べるとかなり少数です。介護付き有料老人ホームを前提に探し始めると、候補が早々に尽きる可能性があります。

CAUTION 定員は「公表している施設だけの合計」です。厚生労働省のオープンデータは定員欄が空欄または0の事業所が多いため、0と空欄は未記入として扱い、「定員を公表している施設数」とセットで表示しています。地域の受け入れ可能人数としては使えません。

施設の種類ごとの違いは、老健と特養の違い有料老人ホームの3つの種類グループホームの入居条件で解説しています。特に老健は在宅復帰を目的とした施設で入居期間の考え方が特養と異なるため、「長く暮らす場所」を探しているなら押さえておきたい違いです。

施設種別ごとの違い(入居対象・費用のかかり方・根拠法)は、老人ホームの種類一覧|公的・民間14種別の施設数と入居対象で全体像を整理しています。

市町村別の施設数

施設数の多い上位20市町村を種別ごとに並べました。県内で施設が1件以上あるのは44市町村です。サ高住の相場を出せなかった地域でも、特養や老健は複数あることが分かります。

市区町村特別養護老人ホーム介護老人保健施設介護医療院有料老人ホームケアハウスグループホーム厚労省データ計サ高住登録
水戸市29149217332
つくば市208415479
日立市18623184722
ひたちなか市12714194317
土浦市20715104321
筑西市1241212344
古河市12413110316
小美玉市16617301
石岡市1052192710
牛久市8438234
笠間市95182310
常陸大宮市10218224
取手市94172111
那珂市7319202
龍ヶ崎市831152010
かすみがうら市6247193
茨城町4519191
鹿嶋市9314194
常総市8211618
常陸太田市71215164

「特別養護老人ホーム」の列は地域密着型(定員29人以下)を含みます。「サ高住登録」は国土交通省の登録件数で、厚労省データの列とは別のデータです(重複するため足せません)。「—」はその種別の登録が0件であることを示します。

茨城のサ高住は「一般型」がほぼすべて——介護は別契約

茨城県のサ高住212件のうち、特定施設入居者生活介護の指定を受けているのは7件(3.3%)だけです。

ここは茨城県で施設を探すときに、いちばん実務的な意味を持つ数字かもしれません。

サ高住には大きく2種類あります。安否確認と生活相談だけが付いた一般型と、特定施設の指定を受けて住宅の職員が介護サービスを提供する介護型です。茨城県では介護型に当たる登録が7件しかありません(参考までに埼玉県は130件)。

一般型では、訪問介護やデイサービスを外部の事業者と契約して組み合わせます。自立〜軽度のうちは自由度が高い一方、要介護度が上がると「必要なサービス量が区分支給限度基準額を超える」「夜間の対応が手薄」といった壁に当たることがあります。

CAUTION 契約前に必ず確認したいのは退去要件です。「要介護◯以上になったら」「医療的ケアが必要になったら」といった条件で住み替えが必要になるケースがあります。サ高住で後悔した10の理由で実際につまずきやすいポイントを整理しています。

要介護度が上がった先まで見据えるなら、特養とサ高住の違いを費用・入居条件・サービスの面から比べておくと、「今どこに入るか」だけでなく「次にどこへ移るか」まで見通せます。

特養・老健の費用は制度で決まる——負担限度額認定を忘れずに

介護保険3施設(特養・老健・介護医療院)の居住費と食費には国の基準があり、所得と資産に応じて負担限度額認定で自己負担の上限が下がります。申請しないと適用されません。

このページで金額を出せているのはサ高住だけです。厚生労働省のオープンデータには料金の列がないため、特養・老健・介護医療院の費用を当サイトの集計から語ることはできません。そのかわり、費用がどう決まるかという仕組みは公的な情報で確認できます。

  • 介護保険3施設:居住費と食費に国の基準額があり、負担限度額認定証の交付を受けると所得段階に応じて自己負担の上限が下がります
  • サ高住・有料老人ホーム:家賃・共益費・食費を事業者が設定します。負担限度額認定の対象外で、地域の家賃相場の影響を受けます

介護サービス費の自己負担割合は所得に応じて1割・2割・3割に分かれ、毎年8月に更新されます(自己負担割合の判定基準)。1か月の自己負担が上限を超えた分が払い戻される高額介護サービス費もあります。どちらも自動では適用されず、申請が必要です。

茨城県には特別養護老人ホームが278件、これとは別に地域密着型の特養が50件あります。費用を抑えやすい選択肢ですが、原則として要介護3以上という入居条件があり、申し込みから入居まで時間がかかることがあります。要介護認定の流れを早めに把握しておくと、選択肢を広げる準備がしやすくなります。

年金だけ・生活保護の場合に茨城で使える制度

茨城県は家賃の水準が全国平均より低く、7万円未満のサ高住が116件(54.7%)あります。ただし住宅扶助の上限や受け入れ可否は個別確認が必要です。

年金だけで足りるか

茨城県のサ高住は、家賃+共益費と食事の対価を合計した中央値が119,320円(25パーセンタイル106,000円)。ここに介護サービス費の自己負担分・水道光熱費・医療費・日用品費が加わります。老齢基礎年金だけでこの水準をまかなうのは簡単ではありませんが、全国と比べると差は小さいほうです。

安い側の帯を具体的に見ると、家賃+共益費が6万円未満の住宅が39件、5万円未満が12件。7万円未満の住宅は県内31市町村に分布し、件数が多いのは水戸市(17件)・日立市(14件)・土浦市(12件)・ひたちなか市(9件)・笠間市(7件)・古河市(6件)です。

年金額別にどんな施設が選べるかは親の年金だけで入れる老人ホームはある?、費用を下げる方法は老人ホームの費用を安く抑える6つの方法にまとめています。

生活保護を受けている場合

生活保護を受けていても施設への入居はできます。ポイントは3つです。

  1. 介護扶助:介護保険サービスの自己負担分は介護扶助の対象になり、原則として現物給付です。手続きは福祉事務所を通します
  2. 負担限度額認定の最も低い段階:特養・老健・介護医療院の居住費と食費は、生活保護を受けている方は最も低い段階として扱われます
  3. 住宅扶助の上限:サ高住や有料老人ホームの家賃は住宅扶助でまかないます。上限額は市町村(級地)と世帯人数によって変わるため、担当のケースワーカーに確認が必要です
CAUTION 当サイトが持っているのは家賃の水準のデータだけで、その住宅が生活保護受給者を受け入れているかどうかは分かりません。受け入れの可否は施設ごとの判断です。まず担当のケースワーカー(福祉事務所)と地域包括支援センターに相談し、その地域で実績のある施設を教えてもらうのが近道です。

費用が払えない状況全般の対処は介護費用が払えない時の5つの解決策、家族間の費用分担は親の介護費用は誰が出す?で解説しています。

まとめ——茨城で探すときの現実的な進め方

県内の家賃差が小さいぶん、費用より「通いやすさ」と「介護が必要になった後」で選ぶほうが合理的な県です。

このページで確認した内容を整理します。

  • サ高住の家賃+共益費は中央値69,542円(n=212)。全国35位で、全国中央値より11,158円低い
  • 食事の対価まで含めた合計は中央値119,320円(n=211)
  • 相場を出せた12市町村のうち11市町は7,350円の幅に収まり、県内格差が小さい
  • 5万円台〜6万円台の帯が49.1%を占める
  • 前払金方式の住宅は0件
  • 厚労省データでは有料老人ホームが58件と少なく、特養278件・老健140件が中心
  • サ高住のうち介護型(特定施設)は7件だけ

実務的には、①要介護度が上がった後の住み替えまで想定して施設の種類を決める、②候補地域を1つに絞らず隣接市町村まで見る、③負担限度額認定など申請が必要な制度を先に確認する——この順で進めると、後から慌てずに済みます。地域の事情は地域包括支援センターがいちばんよく知っています。

このページのデータについて(出典と制約)

使ったのは公的なオープンデータのみです。当サイトには監修者がいないため、代わりにデータの出所・取得日・集計方法・限界をすべて明示しています。
SOURCE このページの数値は、次の2つの公的データを当サイトが集計したものです。
・厚生労働省「介護サービス情報公表システム」オープンデータ(CC BY 4.0)/2026年6月末時点のデータを2026年8月11日に取得
・サービス付き高齢者向け住宅情報提供システム(国土交通省)登録データ/2026年6月末時点(登録データ2026年6月版)を2026年8月11日に取得
※国土交通省のサ高住登録データについては、二次利用の条件を一次情報で確認中のため、ライセンス名は記載していません。出典元の名称のみを明示しています。
※金額はいずれも登録・公表されている届出値であり、実際の契約額・請求額を保証するものではありません。

数字を読むときの前提

  • サ高住の月額は「家賃の代表値+共益費の代表値」。代表値は最低額と最高額の単純平均で、戸数による重み付けはしていません
  • 25/75パーセンタイルは線形補間で算出しています
  • 母数が5件未満の市町村は金額を出していません
  • 家賃の記載に極端な値がある住宅は全国で9件除外しています
  • 厚生労働省データと国土交通省データは実体が重複するため合算していません
  • 定員は「公表している施設だけの合計」です

データは2026年6月末時点です。開設・廃止や料金改定は随時行われるため、最新の状況は各施設・各自治体にご確認ください。個別の制度適用や入居可否の判断は、市町村の介護保険担当窓口・福祉事務所・地域包括支援センターなど専門の窓口にご相談ください。

よくある質問

茨城県のサービス付き高齢者向け住宅の家賃相場はいくらですか?

国土交通省の登録データ(2026年6月末時点)を当サイトが集計したところ、茨城県内212件の家賃+共益費は中央値69,542円でした(25パーセンタイル62,000円/75パーセンタイル84,812円)。全国の中央値80,700円より11,158円低く、47都道府県で35番目です。介護サービス費・食費・水道光熱費は含まれていません。

水戸市とつくば市では費用に差がありますか?

当サイトの集計では、水戸市の中央値は69,800円(n=32)、つくば市は70,000円(n=9)で、大きな差はありません。茨城県は相場を算出できた市町村の多くが近い水準に収まっており、県内での価格差が小さいことが特徴です。

茨城県には介護付きのサ高住は少ないのですか?

登録データ上、茨城県のサ高住212件のうち特定施設入居者生活介護の指定を受けているのは7件です。残りは一般型で、介護サービスは外部の事業者と別に契約して利用する形になります。要介護度が上がったときの対応や退去要件を、契約前に確認しておくことをおすすめします。

入居時にまとまったお金は必要ですか?

茨城県のサ高住212件のうち、前払金(入居一時金)の方式をとっている住宅は0件でした(2026年6月末時点の登録データ)。ただし敷金は別途必要になるのが一般的です。有料老人ホームでは前払金の設計が総費用を大きく左右するため、償却期間と返還の条件を必ず確認してください。

相場が載っていない市町村があるのはなぜですか?

サ高住の登録が5件未満の市町村は、1〜2件の住宅の事情で数字が大きく動くため、あえて金額を出していません。茨城県ではデータに登場する44市町村のうちサ高住の登録があるのが35市町村、相場を算出できたのが12市町村です。

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